組み替えしやすいものとし難いもの

みなさんこんにちは
ブログ第242弾です。

今週は、息子たちが中間試験でした。
その為、あまり一緒に行動する機会も少ないので
今週は、通常での私が感じたことなどを書きたいと思います。
(すみません、最近のブログはたまたま息子たちのことで
 決してメインに書いている訳ではありません、笑)

先週は、営業所を訪れるのに湾岸線を走っていました。
千葉方面に行くと海側に三井不動産さんの大型物流センターが
そびえたっています。
まさに今の時代を象徴しているかのように
たっているように感じました。
決して私が物流業界にいるからではなく、
現に、圏央道沿いには1600もの物流センターが建っていると言われています。
そう言った意味でもやはり目立つと思います。
その時、ふと思ったのが、かなり昔の話で恐縮ですが
バブル期後半の1993年にこの船橋の地に当時世界最大で
史上最大の屋内スキー場がありました。
名前は『ザウス』と言っていました。
当時は私はスキーをしなかったのですが
それでも当時衝撃的で、CMもよく覚えています。
山下達郎さんが作曲され、秋元康さんが作詞されて
後に当時の人気アイドルグループの少年隊が歌っていましたが
CMは山下達郎さんが歌っていました。
そのザウスを調べてみると
高低差が100m、長さが500m、幅が100mあったそうで
リフトもあったそうです。
総工費は400億円
バブル期だからこそかもしれませんが、
すごい事業ですね。
当時はいろんな場所でスキーが流行し、
苗場や越後湯沢などでスキーブームでした。
映画も私たち世代では非常に懐かしく
覚えている人もたくさんいるでしょう!!
結局、このザウスは1993年から2002年まで
約9年間、営業されていたようです。
恐らく当初の計画よりは短い期間での営業だったかもしれません。
それが今では物流センターになっている訳です。
当然、当時はもっと長くやる予定だったと思いますし、
それが今や物流センターになっているなんて
開発元の三井不動産さんでも、予想がつかなかったのではないかと
推察します。
ただ時代の流れを鑑み、撤退の決断やまた新たに投資される決断、
相当な判断が予想されます。
歴史があり、資金が潤沢にあるからとかの問題ではないと思います。

話は変わりますが、今月初めのニュースで
iPod touch販売終了、iPod20年の歴史に幕とありました。
2001年に誕生し、2008年にはピークの5483万台の
売り上げを記録したそうです。
それがiPhoneの登場や他のデバイスの登場で
販売台数は落ち込み今回のような結果となったようです。
どんどんと内包化されて行っていますね。
今回のiPhoneのように今までの技術を活用しながら
時代のトレンドに合わせていく、機敏性は非常に大事だと思います。
また、外から容易に感じますが、決して簡単なものではなかったと思います。
中には音楽デバイスまでは成功しても、その先のスマートフォンに
携帯電話会社の免許であったり、いろんな課題やボトルネックがあった中で
乗り換えができなかった会社もあったのではと思います。
ですので簡単ではなかったと思います。
しかし、さらに大変なのが三井不動産さんのような例だと思います。
元をたどれば不動産業には間違いないのですが、
スキー場から物流センターへの変貌、
できたらスキー場で何十年もやっていたかったでしょう。
大規模の投資や解体の費用を使う必要がなかったからです。
それでも時代の流れとともに変化に対応されなければならなかったのですね。
残念ながらわれわれ物流企業にも当然、そのような場面はあります。
売り上げが減ってでも、撤退しなければならないこともあります。
しかし、これはやはり次に必ず良くするという計算と信念が重要のような気がします。
ただ、我々の業界は非常に狭い世界なので、
撤退の仕方は非常に重要な位置を占めています。
こんなことを書いてしまいましたが、
私だってできることなら長く続けて行きたいですが、
これは何かある事象について書いている訳ではなく、
ある意味、自分に対する戒めとして書いております。
先程、書いたように、スキー場から物流センター
音楽デバイスからスマートフォン、
もっと言えば、昔あったカセット式のウォークマンから
今のスマホと本当に時代の変化が激しいです。
みなさんの近いところで言うと
プロ野球球団だってそうですよね。
球団オーナーが時代とともに変わっています。
まだまだこれからも時代の変化が激しくなるのでしょうか?
普段からの準備とそして信念を持った決断で
なんとかこれからの時代を乗り越えられたらと思います。
先週は湾岸線を走っているときにふと思ったことでした。

では、また来週お会いましょう!!

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