研修

みなさん、こんにちは。
ブログ第60弾です。

先週はJFNのメンバーの荒木社長が年一回のライブを開催したので
JFNのメンバーと一緒に見てきました。私は今年が3回目で、
毎年大盛り上がりで楽しく見させてもらっています。

荒木社長は学生のころからドラムを初めていたらしく、
見た目の雰囲気とはまた違った様子で、
激しくまた楽しくドラムを叩いている姿は違った
一面が見れて、いつもワクワクさせられます。

さて、本題は先週お客様の物流の会に出席していました。
その中で、講演会のスピーカーの方が私の知らない人だったのと、
アジェンダもわかり辛かったので、あまり興味はわかなかったのですが、
始まってみるとすごく内容深いもので3ページ近くノートにメモをしました。

内容はこれからの宅配や消費者についてでした。

今までは消費者にとってバリューチェーンの効率化が
最大のテーマであったがこれからはどれだけ時間価値を
生み出せるかが勝負との話でした。

今までは隙間時間は本を読むか、雑誌を読むか、
音楽を聴くか、それぐらいしかなかったのですが、
今ではスマホのおかけで隙間時間に何でもできる。

極論言えばオフィシャルな場面でも、
ちょっとしたことで何でもできてしまう時代なので、
今の消費者はバリューチェーンの効率化によって価格が下がっても、
時間的価値と比べて時間がかかるようであれば、
多少高くてもそちらに行ってしまうという事でした。

非常に、興味深い話で、だから消費が節約的時間価値に
(ディスカウントなど)行くか、創造的時間価値
(高級なものや特徴あるものを売っているなど)に行くかと
両極端で同じ業界でも、業界がどうとかではなく、
消費者一人一人の価値観によって変わるとのお話でした。

また、昔の宅配は親が単身で一人暮らしをしている子供にモノを送る、
ある意味価値の高いものを送っていたが、
今はCtoCからアマゾンなどのBtoCに変化してきているので、
受け取る商品の価値が下がっているのでもっと
LCCみたいにならなくてはならないのではないかとも仰っていました。

物流業界の一人としては中々自分の常識を言ってしまいがちなので、
難しい面もあるとは思いますが、
イノベーションとはそういうものなのかもしれません。

また、難しい言葉を使用されていて、『同時性』という言葉ありました。
これは例えば今まではお寿司屋さんでいうと目の前の職人が
握ってくれて目の前で食べることが当たり前で、
中々寿司そのものが安くなることはありませんでした。

しかし今では、寿司ロボットが握り、劣化させない設備が出来、
われわれのようなコールドチェーンが発達すると安くておいしい
寿司がコンビニでも食べれるようになる、同時性が解消された瞬間です。

解消されると値段が下がり量が拡大して構造が変化するそうです。

といろいろと非常に興味深い内容でした。
まだ私自身もレベルが高かったのでしっかりと
消化できていませんので書いた内容にわかり辛い点も
あったかと思いますが、ご容赦ください。

そして最後にはこれからますます働き方に柔軟性が求められる。
空間が細切れで流動化する(カラオケボックスの使い方や
カーシェアの車の使い方の構造変化)といった内容でした。

私自身はBtoCに携わる仕事ではないのですが、
ものの考え方として非常に面白い視点だなと思いました。
こういった視点が世の中の変化を見定める目なのだなと勉強になりました。

ではまた来週お会いしましょう!!

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