60%と腹八分目【後半】

みなさんん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
ブログ第134弾です。

最近コロナの影響もあり、休みの日は私は毎週、車の洗車をしています。
ちょうど平日のどこかで雨が降るので、定期的に洗車をするようになりました。
子供たちにも手伝いをしてくれています。
結構、子供たちも楽しんでいる様子で、楽しく共同作業を行っています。
お恥ずかしい話ですが、完ぺきに100%終わったと思っても、
ミラーの下やドアの下、あとはフェンダーや後ろの下あたりなど
拭き残しがあり、詰めの甘さや全体を通してどういう手順でやれば良いかなど
頭の体操にもなり、私も知ったかぶって子供たちに教えています。

またコロナの影響でみなさんもご存知の通り、
経済活動がかなり自粛となっています。
そんな中で皮肉なのが、空気がきれいになっているようです。
ロサンゼルスではPM2.5が40%減、
インドでは汚染レベルが13分の1以下と、
かなり空気がきれいなっているようです。 
今まで見えなかったヒマラヤ山脈も見えているそうです。

前のブログにも書きましたが、
経済活動と自然環境を同時に考えていかなければならないなと改めて思います。

さて、今週は先週の続きで、
先週は60%の話をさせてもらいましたが、
今週は腹八分目の話をさせて頂きたいと思います。

腹八分目と聞くと、食事の際に
本当はもっと食べたいのに8分目で抑えることを意味していると思います。
健康に良いことですし、食料も軽減できますし、
ましてや自分に対して、律することで、良い習慣を生むことにもなると思います。
そうすると食事だけでなく、
それにまつわるものも徐々に良い方向へ向かっていくでしょう!!

そんな八分目ですが、
仕事ではどういったことが言えるでしょうか?

先ほど洗車ではないですが、徹底力に例えられると思います。
車は当然、洗車したからには100%綺麗にするべきですが、
こと事業に関したらどうでしょうか?
もちろん100%は大事で、8割が良いかはわかりませんが、
100%見せておきながら8割ないし9割まで下げることが検討できる
余力が必要のような気がします。

なぜそんなことを言うかと言うと、
例えが決して比較にならないかもしれませんが、
私の好きな歴史の本では、100%若しくは100%以上のことをしてしまうと
必ずと言っていいほど
しっぺ返しをもらっています。

かの豊臣秀吉も、小田原攻めのときは圧倒的な軍事力を見せながらも、
最後は戦争らしい戦争もせずに、
最後まで主戦論者だった主犯だけを切腹させて終わっていました。
さんざん上洛の催促をしたにもかかわらず、
断ってきたのですから豊臣秀吉としては
気持ちが収まらないでしょう!!
しかしそのようなことはしていません。
おそらく準備やそこにかけるものは100%行うのでしょうが、
(話の中でも大軍で北条氏を囲んでおきながら、
それでもさらに寝返り工作もしていたようです。)
いざ降参するとなると決して100%まで行っていません。

戦争と事業は違うという声も聞こえてきそうですが、、
私は程度と気持ちの問題だと思っています。

戦争は確かに一回きりではありますが、
終わった後の継続や経済の発展を考えれば当然、
100%完膚なきまでにやることは必要であるか考えるべきだと思います。

味方のモチベーションもありますので、
もちろん100%最善を尽くすことは大事ですが、
やはり、最後は余力を検討できるだけの気持ちのゆとりが大事だと思います。
相手や周りには100%もしくは100%以上の熱意をもって行動をしながらも
最後はある程度な妥協点を持っておくことも大事でしょう!!

腹八分目も健康を維持し、
生活を続けていく上で大事ですが、
事業の運営でも腹八分目くらいの精神で運営を行えば、
逆に今回のコロナではないですが、
何かあったときにより柔軟に対応できると思います。

ではまた来週お会いしましょう!!

目次