劇場での悲しい出来事

みなさん、こんにちは
ブログ第267弾です。

先週も慌ただしく忙しい週でした。
週末は会合があり、大手物流会社さんの新しい本社に行きました。
新しいビルの中に75人乗りのエレベーターが三基あり
オフィスは800坪を3.5フロア借りているようで
1600人いらっしゃるそうです。
フリーアドレスで所々にロッカーが完備され、
非常におしゃれな事務所でした。
それ以外に驚いたことは、
ITで200名、ロボットの部署で50人の人員がいるということです。
その発想が、物流会社というよりは
物流を中心として総合的にサービスを提供しているといった感じです。
フロアを見学させていただいた時も
物流会社の事務所というよりは
IT会社の事務所という雰囲気で、
やはり一歩先行く会社は違うなと思います。

先週は所長会議があり、そこで
ラジオで聴いた「劇場での悲しい出来事」の話をさせてもらいました。
講演の最中、主演の方が、観客のことで気になることがあったそうです。
その気になることとは、そのお客さんが機械をいじりながら
劇を見ているということ。
主演の方は、「恐らく盗聴だろう」と思ってしまったようです。
思い込んでしまったら、もう止められないのでしょう。
演劇中にも関わらず中断し、そのお客さんに対して
大勢の前で罵倒してしまったということでした。

しかし、よくよく確認してみると
そのお客さんは聴覚障がいのある方で、
その機械は劇場側から提供された
演劇を見ることをサポートする機械のようでした。
それが判明した時はどんな状況だったのでしょうか?
想像に難くないと思います。
しかし、その主演の方は謝ることなく、
その演劇は終了となったそうです。
もしかしたら、以前も似たようなことがあって
そう言った行動に出てしまったのかもしれませんが
元々主催者側で、このような機械を提供していることをアナウンスするなど、
結果論かもしれませんが、コミュニケーションが足らなかったような気がします。
また、これは海外の話ですが、そのような時にこそユーモアで切り抜けることも
できたのではと思いますし、
(私はこういったユーモアが苦手ですが、汗)
少なくとも、やはり謝った方が良かったのではと思います。
私は、この話の信憑性や真実はわかりませんが
この話は非常に教訓になるなと思い、所長会議で共有し、
今回のブログにも書くことにしました。
ちょっとしたコミュケーション不足であったり、
ちょっとしたボタンの掛け違い、
それと思い込み、
いくらでも周りに転がっている出来事だと思います。
そして、人間はそんな生き物であるからこそ
しっかり意識して生きていきたいと思いました。
でも、本当にこういった場面って難しいですよね。

先週はそんな週でした。
ではまた来週お会いしましょう!!

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