ジェネレーションギャップ

みなさん、こんにちは
ブログ第306弾です。

以前、家族でゴルフに行った時に
所有しているゴルフ場でプレーをしました。
ショートホールに着くと
ホールインワン賞で55インチのテレビがもらえると書いてあり、
それを見た息子が
『俺もホールインワン賞欲しいなぁ』
と言いました。
するとキャディーさんが
『南日本の幹部の方がホールインワンを出していらっしゃいました。』
と教えてくれ、それを聞いた息子が
『いいなぁ〜55インチのテレビ貰えたら、
 一体パン何個分に相当するのだろう?』
『現金にしてもらえたら、めっちゃ食えるやん』と言っておりました。

コースの中に、セカンド地点が丘のような、結構な坂になっている
通称『年金坂』と言われている有名なホールがあります。
ティーショットで丘の上に届かない人は
年金をもらうような年齢と都市伝説的に言われています。
息子は残念ながら超えることができず、
『ここは年金坂と言われているんだよ〜』と教えてあげると
息子は
『まぁ、俺もお小遣いもらっている身だから、仕方がないか』と
あっけらかんと言っていました。

息子たちとゴルフをすると発想というか
自分と違う視点でモノを言うので面白いですね。
ダブルボギーも通常は『ダボ』と言うと思うのですが、
うちの息子は『ダブボ』と言います。
面白いですね。

さて、今日は先ほどから話が出ております
『ジェネレーションギャップ』についてお話をしたいと思います。
以前、書きましたが、
下の息子に聞くとあまりお金を持つ習慣がないらしく、
例えば私は海に行った場合に、
着替えた後でも、少し現金(一千円、二千円ほど)を
持っていないと不安になることがありますが、
息子は関係ないみたいです。
また、お金に比べて程度は低いかもしれませんが、
携帯のバッテリーに対しても
ジェネレーションギャップを感じることがあります。
一緒にいると頻繁に息子は
『携帯の充電がなくなった』と平気で言います。
それをよく聞くので一緒に外出するときに
私が息子に
『モバイルバッテリー持っていこうか?』と聞くと
携帯を見て
『大丈夫!!』と言います。
一応、私は『どのくらい残っているの?』と聞くと
『70%くらいかな』と言います。
私だったら90%くらいでも不安になり
できたらなるべく100%に近づけられるようにと思ってしまいます。
それを息子たちは何とも思わないなんて、と思ってしまいます。

少々、話は変わりますが、
ジムに行っている時にインストラクターの方と話をした際に
今の若いスポーツ選手たちは昔と違い人前で話せば上手だし、
語学も堪能、また世界で活躍する人が色々なスポーツで
増えてきたという話になりました。
環境もよくなったとは思いますが、
やはりマインドの問題が大きいという話題になりました。

そう言った話の時に自分の息子たちが活躍するかは別として
今の若者達とのジェネレーションギャップを感じました。

私が子供の頃はノルマが大好きで、ゴルフで言えばダンプ一杯分の球を
打たないといけないという変な根性論的な話題が多かったのですが、
当然、今の若者達も練習はたくさんしていると思いますが、
観点が違うように感じました。
だから世界で活躍する若者が増えたのではないかと思いました。

私は子供の頃に読んだ本の中で、
『どうして日本のプロゴルファーは世界で活躍できないのですが?』
と言う質問に対して、
ある方が
『砂漠の中を一人歩いていて、持っている飲料水を見た時、
 水は半分残っていた。その半分の水を見て、
 欧米人はまだ水が半分あると思い、
 日本人はもう半分しかないと思ってしまいます。その差だよ』
と答えているものがありましたが、
もしかしたら、今の世代間のギャップはそこにあるのではないだろうか
と思いました。
それぐらいの感覚でないと乗り越えていけないのかもしれないですね。
もしかしたら、親世代が私に対してジェネレーションギャップを
感じているかもしれないですし、私も感じております。
これが息子たちが社会人になって、仮に当社に入るようなことがあって
同じ立場として会話をしなければならない時には
さらにジェネレーションギャップを感じるのかもしれません。

若い世代に限らず、立場や世代が違ったときに
なぜ、そう言った発言をするのか、考え方をするのか
その発言の背景や本質を質問できるような人間でありたいですし、
それくらいの余裕を持てるようにありたいと思います。

先週はそんな週でした。
またお会いしましょう!!

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