歴史が変わる?歴史は繰り返す?

みなさん、こんにちは
ブログ第271弾です。

先日、車に乗りながらJ-waveを聞いていました。
金曜は有名なジョンカビラさんの番組が放送されていて
朝6時から放送だったと思います。
その日はジョンカビラさんはお休みでサッシャさんが代役を務めていました。
お二人ともテレビにも出演する有名人です。
その時は朝の7時くらいでしたが
ラジオを聴いていると、リスナーの方から
「サッシャさんの声を聴いて寝坊したかと思いました」
とお便りがありました。
私は思わず車の中で一人で噴き出すほど笑ってしまいました。
なぜ笑ったかと言うと
サッシャさんは確か、月曜から木曜まで9時から11時くらいまで自分の番組をお持ちです。
そのリスナーの方も相当聴いているのでしょうね。
だからサッシャさんの声を聴いた瞬間に9時だと思ったのでしょう。
代役の方があまり有名な方でなければそのような勘違いはしないと思うのですが、
自分の番組を持っているような方が代役だとそのような勘違いをしてしまうんだなぁと思いました。

さて、今日は「歴史が変わる?歴史は繰り返す?」をお話したいと思います。
サッカーワールドカップもいよいよ大詰めで、
三位決定戦と決勝戦が行われる予定となっています。
(すみません、土曜日に書いております。)
日本の大活躍で大いに盛り上がりました。
私も久しぶりに感動を与えてもらいました。
その中で、何度も「歴史が変わる」なんて言葉が出ていました。
森保監督の選手時代には「ドーハの悲劇」と言われる出来事がありましたが
今では「ドーハの歓喜」という言葉に変わっています。
ただ活躍しただけでなく、言葉が変わったことも「歴史が変わった」と言えるのかもしれません。
そう言った意味では「歴史を変える」とは良い意味で使用されることが多いような気がします。
かたや、「歴史は繰り返す」という言葉もあります。
私のイメージですとあまり良いイメージをもっていません。
悪いことがまた起きたときに「歴史は繰り返す」という使い方をされるような気がします。
ネットで調べてみると

歴史は繰り返す」は、過去に起きたことは、同じような過程を経てもう一度起こるという意味のことわざです。人間の本質は変わらないから、歴史を長い目で見れば、同様の事件や出来事が繰り返されるということを表します。

と書かれていました。出来事ではなく人間の本質は変わらないから、同じことを犯してしまう。
だから同じ出来事が起きてしまうとそう言った意味ですね。

さらに、もう少し調べてみたら

およそ歴史は繰り返すものなりというけれども、歴史は決して繰り返さぬのである、繰り返すというのは間違いである。いかなる場合にも後戻りをすることなく前へ前へと走って居る

と夏目漱石さんはお話になっているようです。

言葉一つ一つがどう取らえられるかによってのように感じました。
確かに、人間の本質は変わらない、しかし、変わらないと理解したからこそ
気を付ける事に意味があるのではないかと思います。
その中で努力した結果が歴史を変えたのでないかと思いました。

私の好きな漫画に「バガボンド」がありますが
主人公の宮本武蔵が「天下無双とは?」と聞かれた場面で
本人は「陽炎」「ただの言葉」だと言っていました。
漫画の世界だから演出は当然ありますが、
その世界を知ったからこそ、本質を理解したからこその発言のように思います。
本質を理解し、現状を理解し、そのうえでどうするか
常にそうありたいものです。
私の好きな言葉に

「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ」

があります。常にそうありたいと思って、リマインダーに入れていますが、
中々、中々~、、、大変ですね。
でも自分ができていないからこそ気を付けて、進んでいきたいですね。

先週はサッカーを見ながらそんなことを考えさせてくれる週でした。
では、また来週お会いしましょう!!

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