自分らしさ

みなさん、こんにちは
ブログ第253弾です。

みなさん、如何お過ごしでしょうか?
先週はなんと言っても一番のニュースは
104年ぶりに達成した大谷翔平選手の二ケタ勝利、二ケタ本塁打でしょうね。
野球を知らない方はあまりなじみがないかもしれませんが
少しでも野球をかじっている一人としては
すごい快挙だと思います。
特に104年前のベーブルースの時はあまり体系立てて、
プレーされていないのではないでしょうか?
そのあとから徐々に体系立てられてきて選手と投手を分けるようになり、
さらにDH製など徐々に分業になってきたと思います。
ですので、比べようもないところもありますが、
それを原点回帰するかのように今回の二ケタ勝利、二ケタ本塁打は
すごいとしか言いようがないと感じました。
また、すごいのが今のまま行けば規定打数、規定投球回数も
クリアできるというニュースを見ました。
私は勝利や本塁打もすごいとは思いますが、
規定打数、規定投球回数に達せるほどの
安定感がすごいなぁと思いました。
これだけ出れば当然疲労も溜まり、
成績も落ちれば、当然試合に出せてもらえません。
そこを考えるとすごい選手ですね。
今シーズンまだまだ注目すべきことが多いと思います。

さて、今回は「自分らしさ」について再考していきたいと思います。
「自分らしさ」とは何なのでしょうか?
我儘とも違いますし、我が強ければよいわけでもないし、
キャラクターに特徴があることとも違うと思います。

以前も書きましたが私の好きな言葉の一つに「守破離」という言葉があります。
ネットで調べると

『守』 (しゅ)
師の教えを忠実に学び、その後の土台となる”基礎・基本”を固める。
『破』 (は)
鍛錬と経験を重ね、土台を守りつつも応用・改善をし、”自己流”を加えていく。
『離』 (り)
それまでの過程に一切とらわれず、”思うがままの境地”に達する。

この守破離を参考にすると
やはり、何もわからないうちは基本の型を教えてもらい、
徐々に経験を重ねながら自分というものを知っていく、
そして、今までの境地とはまた別の境地で新たな自分を作り上げる
と言った感じでしょうか?
そうすると、最初は自分がどんなキャラクターになるのか、
どんなキャラクターなのかすらわからないのかもしれません。
経験を重ねていくうちにおのずと自分という人間が見えてきたり、
振り返ると自分というモノに気づくような気がします。

私が社長になってから現在を考えてもそう感じます。
とてもいまのような社長になっているとも思っていませんでした。

最近、入社式などでこう話しました。
「偉大な父のあとを継ぐのに、父が偉大過ぎたので同じDNAでも、
 同じことができるとは全く思えなかった。
 だから自分ができる目の前のことに集中した」
「もしかしたら、それが結果的に良く、
 自分の出来ることから、自分にしかできないことへと変わっていったかもしれない」
結果的というところが、どんな自分らしさになるのか、
結果的にしかわからなかったということだと思います。
以前、社長になる前に、自分には社長しかゴールがなく、
しかし父が集めてくれた業界で活躍された方はだれもがこう話していました。
「今の地位を目指して仕事をしていなかった」
「会社のためにと頑張っていたら、結果的に今の地位があった」
当時は全く理解できなかったし、自分は社長を目指して頑張っているのに
何か気が抜けてしまうように感じてしまいましたが(その時のみなさん、ごめんなさい)
今、ようやく理解できたような気がします。
自分らしさが失われるとか言っている内はまだ未熟なのかもしれません。
さらに努力して磨きを重ねることによって更に皮の向けた自分がいるならば
新たな自分を見つけることができるので、今の位置にこだわらないと思います。
そう考えるとワクワクしませんか?

私はそう考えると、まだ自分にはできることはまだまだあると思うし、
新たな自分に出会えるかもしれません。
英語をしゃべっている自分を見てもこんな自分がいるんだとも
思う時がいます。
ある意味英語をしゃべる自分は立場が変わった自分かもしれません。
そうすると違った自分が見えるのでしょう!!

人生、まだまだ面白いですね~

先週はそんな一週間でした。
ではまた来週お会いしましょう!!

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